【鍼灸界のサステナブルを目指す現状】
鍼管の再資源化への取り組みを実践しています。
鍼灸臨床においては、その安全性や感染症対策が重視され 、ディスポーザブル鍼が 多く使わ れるようになってきました。
ディスポ ー ザブル鍼の利用は 、今日の医療水準からすると必須であることは間違いなく、更に今後はクリーン・ ニ ードル ・テクニックの普及なども視野に入れると 、ディスポ製品の利用は増加するでしょう。
しかし、ディスポーザブル製品を扱うということは、関連する廃棄物も増加させることに繋がります。
ディスポーザブル鍼は ステンレスの鍼体を中心とする金属部分と 鍼管のプラスチック部分から成るものであり、 通常は加熱・ 焼却処理を経て廃棄されています。
身体に優しく 、天人合 一を根本的な思想とする東洋医学を実践する者にとっては、ディスポーザブル製品を扱うことは天然資源の消費増大で、環境面からするとその思想とは矛盾したものになることも否めません。

新たな物へのリサイクルがこれからやっていくべき目標になります。

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